これからETCカードを発行する人が覚えておくこと

■クレジットカードでETCカードを発行する方法

ETCカードはどのように発行するのでしょうか。
書類を用意しなければならないなど複雑な手続きがあると、ETCカードを作りたくない…と思ってしまうでしょう。
しかしETCカードの発行は、それほど難しいものではありません。
現在は90%近くの人が、有料道路ではETCレーンを利用しています。
発行が難しければ、これほど普及はしていないでしょう。

ETCカードを発行する方法は2つあります。

・クレジットカードと同時発行する場合
クレジットカードを新規発行するさいに、ETCカードも同時に申込みを行います。
クレジットカードの申込フォームに、「ETCカードを申込む」という欄があるかと思います。
ETCカードが必要であればそこにチェックを入れて、申込みをするだけでOKです。
クレジットカード審査に通ることができれば、ETCカードも発行されます。
同時発行の場合、クレジットカードとETCカードは別々の発送になることが多いようです。
ETCカードが先に届いたからといって、すぐに使えるわけではありません。
クレジットカードが届いてから、ETCカードを使ってください。

・クレジットカードに追加発行する場合
すでに発行しているクレジットカードに、追加でETCカードを発行する方法です。
クレジットカードには、会員向けの専用サイトを用意しています。
利用明細を確認したりするサイトですね。
ETCカードはそこから申込ができることがほとんどです。
インターネットを使える環境がないんだけど…というときは、電話や書類で申込みをすることもできます。
ただ申込方法は、クレジットカード会社により異なりますので確認をしておいてください。
インターネットが使えるのであれば、オンラインでの追加申込がおすすめです。
手持ちのクレジットカードで発行する場合は、クレジットカードの利用状況に問題がなければすぐに発行されるでしょう。
現在は最短即日で発行されるETCカードもあるようです。

ETCカードを発行するために、別途書類を用意しなければならないということはありません。
またクレジットカードの新規申込時のように、厳しい審査がされる…という心配もないでしょう。
比較的簡単に申込ができると言えるでしょう。
なので今すぐでも申込ができます。
まだETCカードを持っていないドライバーは、早めに申込をしておいた方が良いでしょう。
今は有料道路を使う予定がなくても、近いうちにETCカードが必要になるかもしれません。

■クレジットカードのETCカード発行枚数に注目しよう

基本的な家庭などではクレジットカード1枚とETCカード1枚がセットになっていればあまり困ることはないような印象を受けています。しかし中には家族として使う車と個人として使う車を使い分けているなどETCカードが複数枚必要となる場面が生じてしまいます。同時に2台を使うことが無いのであればETCカードを差し替えるという方法も無いわけではありませんが、なかなかそういう訳にもいかないと思いますのでETCカード自体を車の台数分発行することが必要となるでしょう。

このときキーポイントとなるのはETCカードの発行を考えているクレジットカードは複数枚の発行に対応しているか、対応している場合は年会費や発行手数料などはどうなっているのかという点です。言うまでもないですが、ETCカードの発行枚数は無制限までとは言わなくとも5枚程度まで発行できて手数料・年会費が無料というのが嬉しいところでしょう。クレジットカードの年会費は無料でもETCカードの発行は手数料が高かったりすると総合的に損をした気分になってしまいます。そのためETCカードの発行も考えている場合には複数枚の発行が可能かどうかを事前に確認しておくことが大切です。

そういっても既に契約しているクレジットカードではETCカードが複数枚無料で手に入らないということもあるでしょう。このとき考えられるやり方としては二つあり、1つめは複数枚の無料発行に対応しているクレジットカードを発行する方法。2つめは既に発行している別のクレジットカードでETCカードが無料発行出来ないかを考える方法です。
すでに発行してるクレジットカードが少ない場合には、この機会に自動車をよく使う人にポイント還元率が高まったりガソリンが安くなるなどのメリットが付いたETCカードの複数枚発行対応クレジットカードに切り替えるというのが良いかと思います。ETCカードも発行されてクレジットカードの支払いでガソリン自体も安くなったりもしますので、賢く使えば様々なメリットを受けられる可能性があります。既にクレジットカードをいくつか持っており新規発行に抵抗がある方は他のクレジットカードで複数枚発行できないか、出来ないならば1枚だけ無料で発行できないかを調べるのが得策でしょう。ETCカードはほとんどのクレジットカード会社で発行していますので、どこを探しても1枚めから無料では無かったということはあまり無いと考えられます。

■ETCカードはクレジットカードのような審査がある?

クレジットカードの発行には、審査に通過しなければなりません。
ETCカードもクレジットカードのように審査をされると、発行できない可能性が出てきてしまいます。
ETCカードの審査は、どうなっているのでしょうか。

ETCカード自体の審査は、それほど厳しくはありません。
いちおう審査はされますが、ほぼ無審査と言ってもよいくらいです。
すでに持っているクレジットカードで追加発行する場合は、ETCカードはすんなり発行できるでしょう。
ただクレジットカードの使い方が悪いと、ETCカードの発行を断られることがあります。
クレジットカードの支払いが遅れていたりすると、クレジットカード会社にとっては優良な会員とはなりません。
ETCカードを利用しても、支払いをきちんとしてもらえないと困ります。
そのためETCカードが発行できないとなってしまうのです。

ETCカードをクレジットカードと同時発行する場合は、問題となるのはクレジットカードの審査です。
クレジットカードの審査さえクリアしてしまえば、ETCカードも発行することができます。
クレジットカード審査に通ったのに、ETCカードが発行されないということはほぼありません。

クレジットカードの審査に通るためのコツを覚えておくと良いでしょう。

・審査基準を満たすクレジットカードを選ぶ
これは基本中の基本ですね。
正社員を対象にしたクレジットカードに、フリーターが申込をしても審査に通ることはありません。
20歳以上しか申込ができないクレジットカードに、未成年が審査通過することはありません。
必ず審査基準を満たしているクレジットカードに申込みをし、ETCカードを発行しましょう。

・1度に何枚も申込をしない
審査に落ちたら困るので、何枚か申込をしておこう…という人はいるようです。
しかしクレジットカードの多重申込は、審査に良い影響は与えません
たくさんのクレジットカードが必要なほど、お金に困っている状態だと判断されてしまうためです。
クレジットカードに申込みをするときは、1枚に絞りましょう。

・書類不備をなくす
申込書に不備があると正当な審査ができず、クレジットカード審査に落ちやすくなります。
申込書に空欄がある、虚偽がある、間違いがある…、こういったことがないようにしましょう。
故意の虚偽と判断されてしまうと、性格に問題があるとして審査に落ちやすくなります。
返済能力があってもクレジットカードの審査を通過することができず、ETCカードも発行されません。

■ETCカード発行ができないクレジットカードもある

クレジットカードを発行できれば、ETCカードも発行することができます。
しかしすべてのクレジットカードが、ETCカードを用意しているわけではありません。
中にはETCカードが発行されていない、クレジットカードもあるのです。

ETCカードを持ちたいけれど、クレジットカードが作れない…という人はいるでしょう。
クレジットカードは審査がありますので、誰でも100%発行できるとは限りません。
審査に落ちてしまうと、ETCカードも発行できないことになります。

クレジットカード審査に落ちやすい人に、おすすめとされているのがACマスターカードです。
唯一の消費者金融系のクレジットカードで、審査は激甘に分類されています。
ACマスターカードの審査に落ちたら、もう他のクレジットカードは厳しい…といわれているほどです。
クレジットカードの審査に通りにくい人には救世主のようなACマスターカードですが、ETCカードは発行されていません。
やっとACマスターカードを発行できて、ETCカードも発行できる!と喜んでも、ぬか喜びとなってしまうのです。
ETCカードが欲しいのであれば、ACマスターカード以外の審査に通りやすいクレジットカードを探さなければなりません。

またクレジットカード審査に落ちやすい人は、デビットカードもおすすめされています。
デビットカードはクレジットカードのように使えますが、審査がないのが特徴です。
利用すると即時に決済口座から支払いが行われるので、発行元が代わりに支払う…というシステムはデビットカードにはありません。
そのため審査なしでも、発行できるようになっています。
デビットカードでETCカードが発行できるかですが、はっきりいうとできません。
現在ETCカードを追加発行できたり、ETC機能が付帯しているデビットカードは存在していないのです。
デビットカードでETCカードを発行するのは、あきらめるしかないでしょう。

ETCカードを利用するには、クレジットカード審査がネックになる人もいるでしょう。
クレジットカードやローンの滞納や延滞をしないなど、クレジットカード審査に不利になるようなことはしないようにしましょう。
ただクレジットカードがなくても、ETCカードを発行する方法が全くないわけではありません。
クレジットカードが発行できなければ、ETCパーソナルカードを選べば良いのです。
ETCパーソナルカードについては、別項で解説します。

■クレジットカードなしでETCカードを発行する方法

クレジットカードを発行しないと、ETCカードを利用することができません。
しかしクレジットカード審査に通らない、現金主義でクレジットカードを使いたくない…といったケースもあります。
クレジットカードなしでも、ETCカードを持つ方法を探している人もいるでしょう。

クレジットカードを作らずに、持つことができるのがETCパーソナルカードです。
高速道路会社が発行しているETCカードで、発行時に審査はほぼありません。
個人信用情報に延滞や滞納の記録がありクレジットカード審査に落ちてしまう人でも、ETCパーソナルカードなら発行してもらえるでしょう。

ただETCパーソナルカードは、使い勝手が良いとは言えません。

ETCパーソナルカードの利用分は、1か月ごとに指定の口座から引落されます。
クレジットカードで発行するETCカードと同じように、後払い方式となります。
ただETCパーソナルカードは、利用をする前に保証金(デジポット)を入金しなければなりません。
SuicaなどのIC系電子マネーなど、デジポットが必要になるものはあります。
しかし数万円も必要になる…といことはなく、利用がしやすいでしょう。
しかしETCパーソナルカードは、最低でも20,000円のデジポットを用意しないと、利用することができないのです。
デジポットは解約時に返金してもらえますが、ちょっと高すぎる…と思ってしまいますよね。
高額なデジポットである故に、審査なしで発行できるわけですが…。

そしてETCパーソナルカードは、1,234円の年会費が必要となってしまいます。
クレジットカードで発行するETCカードなら、年会費無料で使える可能性が高いです。
年会費が有料のETCカードでも、500円程度でしょう。
クレジットカードで発行するETCカードに比べると、ETCパーソナルカードの年会費は高めの設定です。

またETCパーソナルカードは、書類を郵送しての申込方法しかありません。
申込書を郵送しデジポットを振込み、ETCパーソナルカードが届くという仕組みです。
今どきインターネット申込ができないのは、不便と感じてしまうのではないでしょうか。

ETCパーソナルカードとクレジットカードで発行するETCカードを比較すると、ETCカードはクレジットカードで発行するのがおすすめです。
どうしてもクレジットカードは発行したくない、クレジットカード審査に通らないという人向けのETCカードでしょう。